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雛祭りには、蛤のお吸い物をつくる

室町時代には、三月三日は上巳の節会といい、白酒を桃花酒と呼んで飲む風習がありました。これが雛祭りと結びつき、桃は雛祭りの花とされました。雛遊びは平安時代の書物にも見え、いまの子どものままごと遊びのように、当時の子どもも雛や館、食器、乗物などで家族遊びをしたようです。のちにはこれらの雛や道具を縁故者の娘や自分の娘への贈り物にするようになりました。いまでも雛祭りのごちそうは、ちらしずしと蛤のお吸い物がきまりになっていますが、蛤は自分のフタでなければ絶対に合わないというところから、女の貞節を禁忌したものです。蛤のお汁、あさりとわけぎのぬたなど、いずれも春らしい季節感あふれた献立です。きっと子どもの喜ぶことでしょう。

バツイチ同士の披露宴は会食形式が多い

再婚では、どのような結婚式や披露宴が多いのでしょうか。バツイチ同士や男性がバツイチ、女性がバツイチの場合など、そのカップルの組み合わせはいろいろです。男性、女性どちらかがバツイチで相手が初婚の場合は、仲人・媒酌人も立てて普通の結婚式と同じように挙げるのが一般的のようです。女性が再婚でも白無垢を着ますし、ウエディングドレスでバージンロードも歩きます。ことさら再婚だからと、結婚式の挙げ方にこだわることはないようです。2人ともバツイチの場合でも、結婚式を普通に挙げるケースもあります。しかし、その場合の披露宴は、双方の親戚を招いて会食の形式で開くことが多いようです。この場合の披露宴は媒酌人を立てないことが多いので、司会者が進行役となって新郎新婦の紹介を行います。司会者は親しい友人・知人など、第三者がなってもよいですし、双方の親や兄弟が担当してもかまいません。

男性のモーニング・コートにつり合う昼間の礼服

男性のモーニング・コートにつり合う昼間の礼服は、シンプルなデザインのワンピースが正式である。午前中から午後五時ごろまでの日中に着るにふさわしく、衿ぐりを深くあけたり、ドレッシーすぎる素材やピラピラした飾りを使ったりしない、上等な外出着と心得ればよい。本来は、衿元のつまったロングドレスがアフタヌーンの原型で、ローブ・モンタントと呼ばれたものだが。現在では宗教的行事など以外にはスカート丈を短くし、その時代の流行に準ずる。ミニスカート全盛のころは、皇族や首相夫人のスカートもミニということもあった。夏以外は、衿や袖を刳って肌を露出しないことも昼間の正礼装の性格上心得るべきことである。布地−アフタヌーン・ドレスも、シルクが理想。またはシルキータイプの化合繊ものが中心だが、冬はベルベット、ファイユ、サテン、ブロケード、クレープなども、シルクが最も品がよい。デザインがシンプル、無地が主流であるから、マテリアルには高級志向でいきたい。夏は通気性のあるシルクシャンタン、タフタ、オーガンディー、ジョーゼット、シフォン。コットンなら高級レースまでで、基本としてはウールやコットンは用いない。シルキータイプの化合繊の混紡生地もあり、アフタヌーンに多用されている。ただ、くれぐれも似ていても安物は避けること。質を見る眼が大事。